浮気問題と離婚の関係
浮気問題と離婚はとても関係性が深く、配偶者の浮気行為が原因で離婚を決断する人はとても多いといえます。離婚原因になる浮気問題について考えてみましょう。
離婚原因になる浮気問題
浮気は法律違反
浮気行為は民法違反
浮気(不貞行為)は、民法上では「不法行為」であり、法律に違反する行為です。具体的には配偶者以外の異性と性行為を行うことを禁じている法律です。(犯罪ではありません)異性と食事をしたりすることはこれにあたりません。同じ異性と継続した性行為があると不貞行為とみなされ、離婚や慰謝料請求が可能になるのです。ただし、浮気(不貞行為)を立証するための「証拠」必ず必要となり証拠が無い場合、裁判所での解決は出来ないといっても良いでしょう。
離婚の現状と浮気
離婚の現状と離婚原因(厚生労働省)
※離婚件数は過去に比べて増え続けています。ここ数年は横ばいの数字が続いているものの、離婚率は高く、最近では熟年離婚も増加傾向にあります。
男女別の離婚原因
男性 |
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1位 |
家庭生活に非協力 |
2位 | 妻の浮気 |
3位 | 妻の暴力行為 |
4位 | 妻の精神的不安定 |
5位 | 妻の失踪 |
女性 | |
1位 | 家庭生活に非協力 |
2位 | 夫の暴力行為 |
3位 | 夫の浮気 |
4位 | 夫の精神的不安定 |
5位 | 夫の失踪 |
浮気による慰謝料とは
浮気に対する慰謝料
浮気されたことに対する慰謝料請求には明確な基準がありません。慰謝料とは浮気をした配偶者とその浮気相手から受けた精神的苦痛に対する損害賠償という意味になるため本人が受けた苦痛に基準はないのです。その事案ごとに金額が変わるため、浮気をされたときはしっかりとした証拠や状況がわかる資料などを準備することが大切です。
過去の判例から見る慰謝料相場
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配偶者が浮気をしたが、離婚も別居もせずに夫婦関係を継続した場合の慰謝料(50万円~100万円程度)
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配偶者の浮気が原因で別居することになった場合の慰謝料(100万円~200万円)
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配偶者の浮気が原因で離婚をすることになった場合の慰謝料(200万円~300万円)
※慰謝料相場は事案によって金額の開きが大きく、平均額はあまりあてになりません。浮気による精神的被害や損害が大きければそれなりの金額を請求することになりますが、その家庭の収入や財産などさまざまな要因が関係するため一概にいくらといったことは無いとお考え下さい。
相手に浮気をされたら
配偶者に浮気をされたら
配偶者に浮気をされたら、まずは事実確認を行いましょう。本当に浮気をしているか、どの程度の浮気なのか、相手はどこの誰なのかなど浮気の真相を確めます。浮気が事実であったときはじめて自分の今後、夫婦の今後について考えてみる必要があるのです。浮気をしたからすぐ離婚ということではなく、浮気に至った原因や理由など相手の考えも考慮し夫婦の在り方について考えることが必要でしょう。
浮気問題の解決手順
- 浮気をしている可能性があると感じたら、情報を収集し事実を確める
- 浮気調査を依頼し、決定的な証拠と浮気相手の情報を収集する
- 調査の結果得たら配偶者に浮気を認めてもらいお互いの気持ちを話し合う
- 話し合いでは解決しない場合は、専門家を介して解決方法を選択
- 離婚を決断する場合は、配偶者・浮気相手に慰謝料請求を行う(離婚しない場合も可能)
浮気相手への対応
浮気相手に責任を取ってもらう
浮気行為は「共同不法行為」として民法上違反行為にになるため、浮気をした配偶者と浮気相手双方に対し慰謝料を請求することが出来ます。しかしどのような場合でも請求できるわけではありませんので注意が必要です。浮気相手に故意・過失がある場合や2人の不貞行為によって権利の侵害を受けた場合などに請求が可能になります。
浮気をしていると感じたら。。
配偶者が浮気をしているかもしれないと感じた時は、できるだけ早めに専門家にご相談ください。浮気調査室は24時間いつでもどこからでも無料相談を受け付けております。浮気問題は、ひとりで抱え込まずに経験豊富な相談員にお聞かせください。きっと良い解決方法が見つかるはずです。
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